ふぅ

土日のこと

ご近所のおばあさんの葬儀に出席してました。

昔は自宅で葬儀を行っていたので段取りや接客をする
ご家族に代わって自治会で家事のお手伝いをしていました。
そういう流れもあり組合員として参加しましたが
最近は式場で行うので特にお手伝いをすることないのですね。

母に引っ張られて参加したワケですが金曜日の夕方に他界され
それから２～３時間も経っていないのに式の算段が始まるのですね。
ご家族もまだ信じられないといった状態だし一番悲しみたい
時だと思うのに何をどうするとか葬儀屋さんにバンバン聞かれて
見ているコッチが代わりに答えてあげたくなりました。
自分だったら絶対に頭の中が真っ白なままで何も答えられない
何も考えられないだろう。
今日の今日。昨日の今日で葬儀の話が進んでいき
悲しむヒマなんてないものなんだぁと思いました。

なので土曜お通夜の日曜葬儀だったワケですが
内孫でも若い娘さんは泣かないものですね。
私はおばあちゃんが亡くなった時悲しいというか
あんなコト言うんじゃなかった。あんなコトするんじゃなかった。
もっと優しくすればよかった。お見舞いも断るんじゃなかった
と後悔で顔が腫れるほど泣いたものだった。

日々話をし優しく接していたら突然の別れでも泣くほど悲しい
ものではないのだろうか。
やはり泣くのは後悔しているからなのだろうか。


ここのおじいさんがね。
畑にも登るし自転車をかっ飛ばしてどこまでも行っちゃうし
大声で話す元気でおっかないおじいさんなのです。
そんなおじいさんが
おばあさんの顔を見ては泣き、おばあさんの話をしては泣くので
おじいさんを見ているのが一番泣けた。


足は悪かったけど元気なおばあさんでね。
９時過ぎと仕事に行くのが遅いからいつも道端で会ってた。
遅刻ギリギリに出て行くから挨拶くらいしかしてなかったので
もっとお話すればよかったとやっぱり後悔。
８０も過ぎるとさ他所の娘なんて覚えてなかったりするじゃない。
でも「よんのじちゃん、よんのじちゃん(仮)」といつも声をかけてくれた。
明日から居ないのかと思うととても寂しい･･･