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アニメオタクがお送りするヲタな日常や偏った感想&妄想など等。
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3月13日はスクアーロのお誕生日です。


スクアーロのおかげでどれだけお友達が増えたことか。

スクアーロのおかげでどれだけ広樹に走ったことか(笑)


10年後の貴方の美しさは尋常じゃありません!
乙女よりも乙女らしい。
いつまでもボスに山本にディノに争奪戦されている
そんな貴方でいてくださいvvv







誕生日なんざ覚えちゃいねぇ。
歳も幾つだろうと関係ねぇ。
そんなモンは自分で覚えてなくったって周りが覚えているもんだ。

朝から誰にも会わないことなんていつものことだ。
邪魔なヤツを始末して帰ってくる。
なんら変わりはない。

だがそこから先はいつもと違っていた。

スクアーロが仕事を終え城に入るや否や

パーンッ
シュッ
バチッ

紙テープとナイフと雷撃が飛んできた。

「う゛お゛ぉぉい゛!!何だぁっ!!!」

軽く避け広間に入る。
見渡すとそこにはクラッカーを持ったフラン。
ナイフをキラつかせるベル。
放電しているレヴィがいた。
双方睨みあっているとスクアーロは後ろから突き飛ばされた。

「やっだ~!やっぱり忘れているわね、バカ鮫ちゃん。
今日は貴方のお誕生日よぉ~♪」
ルッスーリアだ。
誕生日?そんなものもあったっけな。スクアーロは身体を起こすと
レヴィがやってきた。
「誕生日おめでとう。俺とボスのために消えてくれ。」
差し出された綺麗な小瓶には『猛毒』と書かれている。
「う゛お゛ぉぉい゛!!三枚に下ろすぞぉっ!!!」
小瓶と共にレヴィを蹴り上げる。
なんつーモンを持ってくるんだ。レヴィを踏みつけていると
ナイフが飛んできて頬を掠めた。
「あぶねっ!!」
ギリギリで避ける。
「王子からのプレゼント♪しししっ♪」
悪びれる様子もなくベルはナイフを投げてくる。
「いるかぁっ!!」
飛んできたナイフを叩き落とす。
何てヤローだっ!スクアーロは心の中で悪態をつく。
「あほのロンゲ隊長さーん。ミーからのプレゼントですー。」
頭上に大きな鮫を掲げながらフランがやってきた。
「う゛お゛ぉぉい゛!!それは俺の暴雨鮫だぁ!どっから持ってきやがったぁっ!!」
なんでお前が持っていやがるっ!ガラスも割れんばかりに怒鳴る。
「あ。バレた。えいっ。」
フランは窓から暴雨鮫を放った。
「捨てるなぁっ!!!」
どいつもこいつも何考えてやがる!
一触即発は空気が漂うもルッスの声に打ち消される。

「はいはーい。ケーキもあるからケンカしないのっ!
ほーら2分の1スクアーロケーキよ~♪」
綺麗に並べられたご馳走のど真ん中に
どーんとスクアーロを模したケーキが置かれる。
「自分大好きなスクアーロにはぴったりでしょ?
作るの大変だったんだから~。」
確かに。髪の毛の細部にまでこだわった力作である。
が。
「んじゃ頭いただき。」
すかざずベルがナイフで切り落とす。
「う゛お゛ぉぉい゛!!もっときり方があるだろうがぁっ!!」
ケーキとはいえよく出来ているだけに気分が悪い。
「あらあらいーじゃないの。腕でも足でも
好きなトコ持っていきなさーい。」
嬉しそうに切り刻むルッスをみて何となくこの形にした意味が
わかった気がしたスクアーロだった。


本当にこいつらめちゃくちゃだぜ。
主役をほったらかして勝手に騒いでいる様子をみて
呆れるスクアーロだが悪い気はしない。

少し落ち着いたところでザンザスが居ないことに気づきルッスにきく。
「そうなのよ~。ボスにも声をかけたんだけど『くだらん』
って断られちゃったのよ~当然よね?」
おほほと高らかに笑いながら酷いことをさらっと言う。
コイツも・・・。切りかかりたい衝動にかられるもぐっと堪える。
「だからね。はい。ボスんところにケーキ持ってってあげてちょーだい。」
ココしか残ってなかったのよね。と皿の上をみるとよりによって腰の部分だった。
ぜってー食わねぇ。
そう確信できるがザンザスの部屋までやってきた。


「う゛お゛ぉい゛。入るぞ。」
ノックをしてから入る。
「何のようだ。」
ザンザスは豪奢な椅子に身体を預け眼を閉じていた。
「ケーキ食うか?」
瞳を開けケーキの形を確認すると
「食えるか。」
ケーキはスクアーロの顔へと飛んでいった。
予想はしていたが・・・。
「う゛お゛ぉぉい゛!!!髪がベタつくだろうがぁっ!!」
食いモンを粗末にするんじゃねぇ!このボンボンが!!
髪についたクリームを取りながら出て行こうとすると
「こっちへこい。」
思いがけず呼び止められた。
あぁ?早く落としたいんだよ。と渋々ザンザスの前に行く。

どうかしたのか?
スクアーロが傍まで来るとザンザスは座ったまま髪を引っ張った。
「あだっ!!」
下から思いっきり髪を引かれスクアーロはバランスを崩した。
ザンザスの顔の前に引かれると頬についたクリームを舐められ唇が触れた。
いつもの噛み付くようなキスではなく優しいキス。
なぞるように絡まる舌に甘く感じるのはクリームのせいだけではないだろう。
こんなキスは初めてだ。
「俺をくれてやる。優しくするのはここまでだがな。」
ザンザスは立ち上がり惚けるスクアーロの腕を掴むとベットへと放り投げた。
う゛おぉい・・・待て・・・。形だけの抵抗を口にして身を任せる。

明日になれば誕生日なんてまた忘れてしまうだろう。
だが覚えているのも悪くないかもしれない。
途切れそうになる意識の中今日のこの日を胸に刻んだ。




fin





昨日の夜中。
今日がスクアーロの誕生日じゃん!!
と慌てて捻り出したSS。
寝ぼけながら考えただけに支離滅裂も甚だしい・・・。
でも支離滅裂なのはいつものことだからいっか(笑)

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